【第76回内濠駅伝結果】
祝!!ついに悲願の男子エリート優勝!!(18大会連続入賞:6位以内)、そして女子エリートも3年連続準優勝(9大会連続トップ3)!!おめでとうございます!!
今年も祝日=水曜日開催(毎年建国記念日の開催のため)で、仕事や用事そしてさいたまマラソンが3日前に開催(雪で中止)ということで、例年より選手が集まらない駅伝でしたが、新人含め無事にエントリーでき、かつ風邪やケガによる欠席もなく、出走できました。
そして2011年以来15年ぶりの真冬の雨の内濠駅伝という環境の中、参加された選手のみなさん、サポートしてくれたみなさん、本当にありがとうございました。
◆千代田エリート
・前週の別大マラソンのサブスリー組が基本セットで走るエリートチーム、今回は4人全員、10日前の別大サブスリー組で出場です。
・1区は昨年加入の若きガチランナー、鴨志田遼太郎さん。別大2時間28分の実力者でスタートダッシュを狙います。本人曰く「寒いのが苦手。別大の疲労が完全に抜けていなかった」とのことでしたが、それでも16分26秒ともうこのタイムが別大明けの状態で良いのか悪いのか客観的には分からないレベルのスピードで2位できます。1位と15分28秒と1分差で、杉本さんへ。
・2区は杉本瑞樹さん。意外にも内濠駅伝は初出場です。鴨志田さん同様「別大の疲労が少し残っていた」とのことですが、別大2時間40分のセカンドベストをマークした調子を維持して、最初の1kmを3分15秒近くで走るとすぐに1位の選手を抜いて、トップに躍り出ます。そのまま快走を続け、17分20秒の1位で襷を繋ぎます。この時点で千代田が1位になるのは初めてなので、山ちゃん含め「もしかしたら?」とソワソワし始めます。
・3区は平井優紀さん。「このメンバーに自分が選ばれていいのか」と言っていましたが、「とにかく抜かれないよう自分の走りを大事にして順位をキープすること」と言い聞かせ、別大でも出した抜群の安定感あるスピードで昨年腹痛による体調不良のタイムを払拭する18分32秒で、アンカー山ちゃんに繋ぎます。
・4区は山ちゃん。杉本さんから平井さんに1位で襷が渡った後の2位選手との差が3分あるのを確認したので、「15〜16分台の速いランナーが3〜4区にいなければ優勝の可能性はかなり高い、そして安定度抜群の平井さんなら失速はない」と考えながら、雨中のアンカースタート。別大から中10日あったので足も回復しており、スタートから快調な走りで1kmを3分20秒と飛ばしてしまいます。その後、2km3分50秒、竹橋通過後の3kmは4分と徐々に下降線に。昔のようにスピード維持できずモヤモヤしながらも「ここまで来れば抜かれることはない。1位だからと気負いすぎてもいけない」と半蔵門からの下り坂は身体を預けて自然に走ることを意識し、4kmを3分43秒まで持ち直すと桜田門を通過して優勝を確信。最後は両手で「1」のポーズをして優勝ゲートへ18分35秒でフィニーッシュ!!
・ついについにやりました!!千代田男子初の優勝!!そして18大会連続入賞。賞状と盾だけでなく、念願の金メダルも個人個人でGet!!毎年千代田エリートは6位以内の入賞はしているものの最高順位は、2008年と2016年の準優勝2回。最近は6位入賞維持が目標になりつつあり、監督としても選手としてももどかしい思いがありました。2016年の時は5人制で当時自分も入れて全員5km17分台を並べたのに準優勝。千代田走友会に入って出続けて14年。速い選手たちがいっぱいいた2016年の2位から、いつかできると思いながら、コロナ以降6位入賞を維持することがいっぱいで、できるか不安だった内濠駅伝の優勝。その瞬間に監督そして選手として参加できたこと、本当に誇りに思います。エリートチームの皆さん、本当にありがとうございました!
◆千代田エリート19
・こちらも毎年恒例の2025年度のタイムトライアル、駅伝で平均19分〜20分台前半を出すチームで構成。池田さんが別大参加組で出場です。
・1区は青木英一さん。昨今のコンディション不良から復調の兆しが出ていましたが雨中の駅伝ということもあり、いつものパフォーマンスが出ず、20分21秒と本人曰く「ふがいない」成績で始まります。女子エリート4区の加藤里香さんにタイムで10秒差で負けたのも悔しいものになりました。しかし駅伝は助け合いの種目。ここから怒涛の反撃が始まります。
・2区は池田憲一さん。別大失速のショックの反省から色々対策を試す中での駅伝。3年前に別大明けコンディション不良の山ちゃんに代わり4区で走った時よりも力強い走りで、このメンバーで一番速い19分3秒と区間5位のタイムで一気に8人抜いて19位→11位に順位をあげます。
・3区はベテラン川那部岳志さん。別大には抽選で漏れたものの勝田で自己新をマークする進化を続ける60代は駅伝でもブレない走りの20分41秒で3人抜いて8位とトップ10圏内に入ってきます。
・4区もベテラン山梨力さん。川那部さんと山梨さんの同世代の3区と4区の組合せは逆も含めて内濠駅伝の定番になってきました。3区よりも4区に速いランナーを置くチームが多い中、2人抜かれるも1人抜いて、20分55秒の9位でゴール!!昨年は最後でトップ10を逃したので、2年ぶりの返り咲きに貢献してくれました。
・千代田エリート19の結果は、1時間21分00秒と19分台は1人、5km平均20分15秒で惜しくもチーム名のミッション達成ならず!!今回のエリート19は池田さん以外全員60代でしたが、それでもこのチームタイムは素晴らしいです。しかし、なかなかチーム名通りのミッションが達成できないことも事実。切磋琢磨しながら来年もエリート19のミッション達成を目指して頑張りましょう!!
◆千代田奥多摩ボーダー
・奥多摩駅伝出場参加選手が減りつつある中、選手の底上げを狙う意図と奥多摩駅伝に出たいと言っているメンバーで構成。奥多摩選考ボーダーラインを越えてほしい監督の思いも込めてボーダーラインから1分〜2分の範囲にいる人たちに声をかけました。
・1区は上条訓之さん。上条さんは奥多摩選考内に入っている選手ですが、選考内選手代表として1区を経験してもらいました。勝田で3時間51分と本人曰く「ふがいない」結果でしたが、駅伝では全く違います。雨のコンディションでも最近のタイムトライアルより良いタイムの21分08秒で好スタートを出してくれました。
・2区は徳山一さん。23分台で走るのを理想としつつ、最近は新人の木嶋さん、佐々木さんが毎回走る度に5kmタイムを上げてきて徐々に近づいてきている焦りもある中、やはり70過ぎてもトライアスロンをやり抜く経験値が違います。24分26秒と良い感じのタイムで、3区へ。
・3区は柴山政雄さん。千代田に入ってからタイムトライアルを毎回更新する2024年TT新人賞受賞者は奥多摩駅伝の参加を前から掲げていて努力しています。しかし、昨年ケガとリハビリでシーズン後半を棒に振る中、少しでも5kmのチャンスがあればとエントリー。途中から本調子では無くなり、半蔵門からの下り坂がしんどい状況でしたが、それでも自己ベストと1分差の26分26秒でゴール!!まだ奥多摩選考まで7か月。時間はあるので残りのタイムトラアイルと駅伝に期待です。
・4区は金井友彦さん。いつも奥多摩駅伝ではサポーターですが、昨年タイムトライアル後に「最近毎回走ってもタイムがなかなか上がらない」と悩んでいたので、サポーターより選手で出てほしい監督の思いもあり、内濠駅伝初参加してもらいました。雨という悪コンディションの中、26分51秒と力を出し切れませんでしたが、天気が良ければもっと良いタイムが出たはずなので、何かのきっかけとして3月以降も頑張ってほしいです。
・千代田奥多摩ボーダーラインの結果は、1時間38分51秒と、5km平均24分42秒。2025年の奥多摩駅伝ボーダーラインが22分57秒なので約2分。上条さん以外は25分54秒なのであと3分。一発でも出せば選考対象になります。暑くなるとタイムが出にくくなるのでぜひ春から初夏を軸に練習して良いタイムが出ることを期待しています。
◆千代田レディースエリート
・コロナ前は九段中等と錦城学園、コロナ以降は錦城学園と優勝と準優勝を争う千代田レディースエリート。若手の井上みなみさんが海外に行き、杉本さんはさいたまマラソンのため欠場。ベテランチームで今年は望みました。今回は錦城学園の現役中高生が1区から圧倒的な速さで男子一般を足しても6位入賞に食い込むタイムだったので、優勝返り咲きはなりませんでしたが、5度目の準優勝、8大会連続2位以内という快挙を維持しました!!おめでとうございます!!
・1区は平野佳子さん。3年ぶりの内濠駅伝出場。皇居のコースは「得意ではない」かつ雨そして初の1区という環境の中、23分34秒の2位と好スタートを切ります。
・2区は石井牧さん。別大マラソンは残念な抽選漏れでしたが、勝田で3時間29分でゴールし、3年連続3時間30分以内をマーク。その安定した走りで、男子千代田奥多摩ボーダーラインの徳山さんを終盤で抜く速さの21分34秒で2位をキープします。
・3区は田中玲子さん。長引く腰痛の影響で最近は24分台になることもありますが、TT年間最多参加数を受賞する継続性から様々な要因や環境の中の豊富な経験値を基に順位を維持することを最重要視して快走。雨の状況でも23分15秒と昨年より約40秒速いタイムで走ってくれました。
・4区はエース加藤里香さんが2年ぶりに出場。どんな順位でも里香さんがいると抜いてくれる期待がある現在の千代田最速女子ランナーは、雨も全く関係ない走りでいつものTTと変わらない20分11秒でフィニッシュ!!
・最終タイムは1時間28分34秒、平均22分09秒。これで2017年以降の8大会、千代田レディースエリートは、優勝→準優勝→優勝→準優勝→優勝→準優勝→準優勝→準優勝と学生対決をしながら優勝と準優勝を繰り返して千代田史上初の8大会連続2位以内を飾り、例年通り賞状と盾だけでなく、個別に銀メダルが授与されました。来年こそ再び1位奪還を目指し、再来年は初の連覇を目指しましょう!!
内濠駅伝は参加チーム数に限りがあるので、今回も男女のエリートチームとコンセプトチームで集めましたが、若手、ベテラン、新人、常連含め、2026年の奥多摩駅伝ボーダー基準を満たして、コロナ禍以降で減らした奥多摩駅伝チーム数を1つ増やせるよう男女とも切磋琢磨して群雄割拠の時代にしていきましょう!!
雨ということもあり、競技後は応援メンバー含め、簡単に成績発表と各選手のコメントを行い、打ち上げは最近定番になってきた桜田門駅から近い有楽町の居酒屋ロッキーカナイで実施。今回別大に参加できなかった川那部さんが別大参加組と色々話したり、古今の速いランナー同士で練習方法やサプリメントの話などで盛り上がりました。
今年も内濠駅伝はチーム数がコロナ前の半分以下で、一般の部は59チーム、女子はたった5チームしか出場せず、大会事務局も申込方法が郵便からExcel送付に変わり、少しでもチーム数が増える環境を考えています。逆に言えば入賞するチャンスは前より上がるので、千代田走友会のスローガン「みんな誰でも青春」を合言葉に毎年、上位に食い込むチーム力を維持できればと思います。
選手兼任監督で10回目の内濠駅伝となりました。毎年別大1週間後の一番寒い時期の駅伝で風邪や大会シーズンでケガする可能性も一番多い駅伝で今年は例年より選手が集まらない中、全チームで襷を繋いで結果を出すこともできて本当に感謝です。皇居三大駅伝でもこの駅伝だけは補欠や代走が集まりにくく、かつ久しぶりの冬の雨という寒い中、選手、代走、記録係、カメラ班、集金係等、全てにおいて多大なる支援をしていただき、本当にありがとうございました。皆さんの支援のおかげで、今年も2チームの表彰(男子優勝、女子の準優勝)も維持でき、素晴らしい大会になりました。
何よりシーズン真っ只中、また寒い中、多少のケガやコンディション不良がありながらも無理せず安全かつ速く走ってくれたことは選手を預かる監督として安堵しています。
そして、個人的には悲願の男子優勝。自分が17分30秒とかを当たり前に出しても優勝できない時と18分35秒でも優勝できた今と、みんなでタスキを繋ぐ駅伝の難しさを痛感しましたが、長く続けていると良いことあって報われました。帰った後、余韻にひたって不覚にも泣いてしまいました。
最後におまけですが、この大会で女子が初優勝した2017年のメンバーの1人が妻なので、これで千代田史上初めて皇居三大駅伝で、男女とも優勝した夫婦になりました!!
来年の内濠駅伝は、男女合わせて全チーム入賞を目指して、頑張りましょう!!
文責:山ちゃん
写真、動画:大谷、池田、山田(香)、片山、柴田 ...ちぢめる
|