東京走友連合だより 60号
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2022年2月1日
   
東京走友連合 60号に山ちゃんの記事が掲載されておりますので紹介します。

今年5月に行われた、第22回東日本年齢別・第28回皇居レディース駅伝大会の記録集と共に、主だった登録チームが30周年に寄せて投稿しました。

掲載チーム
善福寺健走会、東京レディース、碑文谷ジャガーズ、府中サブスリー、所沢ランメイト、石川眼科、葛飾マイペースクラブ、千代田走友会、神宮AC、こすげ走友会、町田いだ天クラブ、Jアスローツ、城北クラブ

withコロナのオンライン活動
  〜千代田自主トレ選手権とリモートタイムアタック〜
千代田走友会 山田 隼

 この2年間はコロナ禍により、人々の生活や働き方同様ランニングも変わった。
 皇居を拠点としていることで、より東京のランニングクラブの中で模範となる姿勢を個々に持つ千代田走友会は、2020年の東京マラソンの人数縮小による開催と安部前首相の最初の緊急事態宣言を受けて、すぐに3月の月例タイムトライアルを中止して、翌週からは活動自粛に踏み切った。感染者数が減った夏頃からは、年配組の生存確認を兼ねて皇居に顔を出す人も出てきたが、コロナにおける会社規定や学校規定もあり、現役世代や学生の子供がいるランナーたちは自粛活動を継続していた。
 テレワークも普及し、外出を避け家にいがちで、大会も中止の連続。人は目標を失うとあんなに好きで続けていたランニングをしなくなるのかという状態に皆がなってしまった。
しかし、千代田走友会には50年以上の歴史と困った時に力になってくれるメンバーが多いことも強みである。自粛期間中の2020年4月〜「千代田自主トレ選手権」、2020年10月〜「リモートタイムアタック」というオンライン企画を導入した。
 (写真はホームページから企画を抜粋)

【千代田自主卜レ選手権】
 @活動がある毎週日曜日に各々で行ったトレーニングの写真をカメラやスマホで撮影
 A千代田走友会ホームページの専用画面に入って投稿
 B投稿した人には活動参加スタンプを1個プレゼント
【リモートタイムアタック】
 ・毎月第1日曜日〜第2日曜日に自分で5kmのタイムを計測して、自己申告
 ・投稿期間内の好きな時に、好きな場所で実施。皇居でも可。
 ・千代田走友会ホームページに開設したリモートタイムアタック専用ページで投稿
 ・期間終了後、1週間以内にホームページで集計結果発表

 結果として、千代田自主トレ選手権は、多い日で30件以上の投稿があり、1年8か月経過して投稿数は1640件、皇居参加組を合わせれば毎週約40人以上の参加。リモートタイムアタックは開始から1年2ヶ月で毎月平均30人、多くて40人以上参加とコロナ前と変わらない千代田ランナーが走っている結果となり嬉しい限りであった。
 コロナの影響を受けて皆でワイワイする活動ができない中で、新たな様式の1つとして、このようなオンライン企画が浸透しているのはとても良いことと実感している。
 ワクチン効果による感染者減少効果もあり、2021年11月からはコロナ前のリアル月例タイムトライアルとwithコロナのリモートタイムアタックを併用した活動を実施している。
 2022年は元の活動ができることを願いながら、オンラインでもできる新たな取り組みも増やして、東京古参のランニングクラブとして多様性ある活動を実施していきたいと考えている。

東京走友連合だより
2022.2.1 Vol.60 23

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