渡辺健介 ≫帰ってきた隠岐の島ウルトラマラソン!
島一周の100kmコース。8時間42分40秒でゴール!今年の目標「ウルトラマラソンでサブ8.5」は達成できずでしたが、前回より10分以上タイムを縮め、自己ベスト更新!総合5位、年代別で2位となりました。
体調バッチリ(睡眠6時間以上確保)、気候もバッチリ(霧が立ち込め20-22℃)、そして、何と言っても島民のみなさんのおもてなし。爺ちゃん、婆ちゃんからちびっ子まで全力応援!温かいサポートが良い結果に繋がりました。
仲間からも手厚く温かいサポートを頂きました。千代田走友会(島根県支部)の門脇さんに大変お世話になりました。金曜夜は空港までお迎えに来て頂き、翌土曜朝はご自宅で朝食をご馳走して頂き、その後も七類港までお送り頂きました。本場のしじみ汁は絶品で、レース本番のエネルギーになりました。お忙しい中、本当にありがとうございました!!!
フェリー移動、賑やかな前夜祭、民宿佃屋でのオーナーや宿泊者との交流&サイコーに美味しい食事、5連覇中(今回で6連覇!)の女王篠ア理紗ちゃんとの勝負、ゴール後のランナーとの交流・応援、レース翌日の西ノ島での観光など、充実した週末となりました。
以下、次回以降の隠岐の島ウルトラマラソンに参加をご検討の方に向けたメモです。とてもオススメの大会です。
・ウルトラマラソンの中でもアップダウンが厳し目のコースです。それなりに覚悟が必要です(笑)。
・島民のみなさんのおもてなしはサイコーです!
・荒波によってつくられた海岸の景色は絶景です!
・言うまでもなく海の幸がサイコーです!岩ガキ、トビウオ(あご)等が6月の旬ですが、サザエやヒラマサ等、色んな魚介類を味わえます!
・川内優輝選手が参加されます。話しかけたら気さくに応じて頂けます。サインや写真撮影もOK。
・旅行会社のツアーを利用しなくても自力で移動&宿泊が可能です。
・100kmは5時スタートです。私が宿泊した「佃屋」は、スタート地点まで少し遠く(でもサイコーの宿です)、3時に起床する必要があったため、睡眠調整が必要でした。
・前日までに徐々に就寝&起床時間をコントロールしました。特に前日のフェリー移動では、近くにいたご夫婦とお喋りして、一切眠らずに過ごしました。ちなみに、そのご夫婦とはお友達になっちゃいました。
・レース戦略は人に拠りますが、100kmは長丁場です。アップダウン、天候、エネルギー補給、身体へのダメージなどを考慮し、計画的に走りましょう。私は、「@上りは絶対に歩かない」、「A涼しい時間帯にタイムの貯金をつくっておく」、「B脚(足裏やアキレス腱)に痛みが出ないように走る」ことを心がけました。
・ゴールした後も、ライバルと健闘をたたえあったり、他のランナーのゴールシーンを楽しめます。絶叫MCのさゆりさんが素敵なゴールシーンを演出してくれます。
・貴重な時間とお金を使ってご参加されることでしょう。めちゃくちゃ楽しみましょう!
西谷敏郎 ≫3年連続3回目の参加。天候は朝小雨が降り、午前中は降ったり止んだりてで、辺りが真っ白になる時間もあり、気温は20度ぐらいでしたが、例年のように暑さに我慢しながらといった感じはなかったが、午後から晴れて、毎エイドで氷水を被りながら暑さに耐えました。
5時にスタートして、最初はレインコートを着てましたが、あまりの暑さに最初のエイドで脱ぎました。
20キロからは更に遅くなり、30キロ過ぎの第一関門を1時間10分前に通過、ここから最初の難関の300m登る峠超えが始まり、いつも歩いてしまう区間で、今回はなるべく歩く時間を短くして進みました。
40キロは4時間半ぐらいで通過し、まずまずのペースで貯金も5キロぐらいに増えてましたが、下りで足の指の当たりが強くて、下りで辛くなっていたので、ドロップバックに用意した台湾サンダルに履き替える決断をしました。大エイドで帽子以外は着替えて、靴をサンダルにし、昼食も過去2回よりは半分にして、15分ぐらいの休憩で済ませました。
50キロを6時間ぐらいで通過して、50キロの部がスタートする30分前に通過できて、昨年は2?3キロで50キロの部の選手達に抜かされてましたが、今年は57キロまで先頭の川内優輝選手に抜かされずに済みましたので、昨年よりはかなり速く進めている実感が出来きました。サンダルも快適でスピードはでないが、淡々と走る事ができて、60キロは7時間20分で通過して、貯金は大エイドで半分使ってしまってましたが、まだ2キロぐらいありました。
60?80キロは、最大の難所で200mの峠が3つ出てくる区間で、昨年は登りをほぼ歩いたので、3時間以上掛かってましたが、今年は歩く割合を減らせて、昨年より20分ほど短縮できたので、80キロ通過は10時間4分で、貯金はなくなりましたが、ほぼ作戦通りでは進めいて、足もまだ動いていました。
80?100キロは、大きな登りはないが、晴れてきて西日が強くなり、暑さに耐えながら進み、87?88キロぐらいで、大会案内に同封された島の小学生からの手紙に、事前にお礼の返信をしていたら、手紙を書いてくれた女の子が名前入りのプラカードを持って応援にきてくれていて嬉しくて元気になりました。
その後は、11時間で87キロ、12時間で95キロを通過し、17時台に残り5キロを走っていることが嬉しくなるが、流石に足が前にでなくなり、その場で足踏みをしている感覚ぐらいに進んでくれず、1キロ毎のカウントダウンが長く感じました。昨年より40分速く、12時間51分でゴール。隠岐の島でなかなか100キロで13時間を切れなかったので嬉しかったです。
いつもはゴール後は辛かった事を忘れるぐらい、食浴が沸いてくるのですが、今回は力を出し切ったのか食事が喉を通らず、かなりダメージがあり、せーいっぱいの力を出し切ったのかなと思いました。
今回はウルトラマラソン100キロの10回目を完走する事が出来ました。
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