岩切祐樹≫大田原マラソン。過去3回走って、全てサブスリー。最後のサブスリーは、2018年の大田原。コロナ禍を経て50代となり、もう記録を狙うとか無理だと思っていました。
1週間前、皇居で3周15kmをキロ4分5秒で走りきったので、調子が良いことは分かってました。
目標は3時間5分。十分なタイムです。
レーススタート、集団バラけてくると、キロ4分5秒を楽に出せてます。サブスリーのペースランナーと大集団に追いつき、横からスルスルと前に出ます。ここから前は、未知の空間。太陽系の圏外に出ていく人工衛星の気分。
でも、意外と普通の世界。
このまま行くと潰れるよ。でも潰れても3時間5分は行けるでしょ。もう怖いものはない54歳。
スタスタとペースを刻む。
25km辺りから、ペースが落ちてくる。でも気にしない。いつか、後ろのサブスリーペーサーに抜かれるだろう。それも良い。笑
足痛いのに、ひたすら体動かす。イタイノイタイノトンデケーと思いながら、タンタンと刻む。
30km2時間4分で通過。はえー。35km2時間27分で通過。あれ、いけんじゃね?
40km2時間49分で通過。来たーこれはチャンス、サブスリー間に合う!
トラックに入ると残り3分。サブスリー確信!
最後の100mは、優勝者のように手を広げて、満面の笑みでゴール。
前半こわがらずに、自分のペースをつくったことが結果につながりました。初めて、自分のマラソンを走り切った気がします。
50代でサブスリー。これは大きい。
池田憲一≫前半ずっと緩く下り基調、後半ずっと緩く登り基調と少し難しいコースですが、私は初めてサブ3を意識したペースで挑戦しました。結果は予想通り30キロで失速、そこから苦しい走りとなり、41キロぐらいから意識もうろうとしてかなり歩いてしまい、ゴール後も少し動けないぐらい過去一のダメージがありました。軽い脱水症状だったのかも??まだまだサブ3は遠い先ですね。
ランでは、これより先の世界に行くにはこれまで通りの練習量と内容では到底無理なことを痛感しました。
小島幹矢≫当日は少し肌寒いが無風、走るには好条件でした。
ただ、大田原の制限時間は4時間。
完走出来るか不安でしたが、取り敢えず無理の無い5分30秒/kmペースでレースを楽しむ事にしてスタート、流れに乗っていたら最初の1kmは6分30秒掛かりましたがそれ以降は5分20秒/km程のペースに、この流れに乗って走る事にしました。
序盤は心拍数も120rpm以下と快走でしたが10kmで腹痛が発生15.6kmでトイレ休憩(ロスタイムは約3分)20.1kmの関門時間が気になりましたが頑張って走り4分前で何とかクリアしました。何故かそれ以降の関門は気になりませんでした。
20?25kmは少し下り基調の走り易いコース、飛ばし過ぎない様にし、心拍125rpm以下の順調な走りが出来ました。
25km以降は上り基調、ピッチを落とさない様にして頑張りましたが徐々にに疲労が溜まり心拍数も130まで上昇、30kmで左脹脛が攣りそうになりストップ、コムロケアを飲みストレッチを行ってから、完全に攣らない様にゆっくりとフォームに気をつけて走り始めたら徐々に左足の痙攣も気にならなくなり、当初の想定内ペース5分30秒/kmまで戻せ最後までそのペースで走りきれ、3時間48分59秒(平均心拍数121rpm)でゴール出来ました。上出来です。
これで今シーズンもランキング100位以内に入れそうなので一安心です。 |
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